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2006年08月アーカイブ

2006年08月30日

「子どものSOSが聴こえますか」のセミナーを終えて ~次回は11月28日(火)~

先日8月25日(金)、野毛地区センターで、
「子どものSOSが聴こえますか」と題したセミナーが
行なわれました。
朝日新聞からの取材を受け、
新聞に載せていただいたこともあり、
たくさんの方々が、
はっきりしない天候であったにもかかわらず、
来てくださいました。


最初の1時間は、性格判断としての
エゴグラムをしていただき、
お子さんをお持ちのお父さん、お母さんたちに、
ご自分の性格の傾向を知っていただきました。
後半は、子どものSOSの声を知るための
様々な行動の例を挙げ、
次に親がしてしまいがちな行動、言動について
話させていただきました。


みなさんからは、ありがたいことに
貴重なたくさんの質問もいただき、
また、熱心にメモを取ってくださっていた姿には、
改めてこういったセミナーの必要性を
考えさせられました。


また、最後にお配りしたアンケート用紙にも
たくさんの意見をいただくことができ、
今後の活動に、とても役立つものばかりで、
心から、心から、感謝いたしております。
本当にありがとうございました。


その後、野毛地区センターの方と
話し合う時間を取りまして、
第2回目を、
11月28日(火)10時~12時
「子どものSOSが聴こえますか
  ~親のストレスと子どものストレスについて~」

と決定いたしました。


第1回目のセミナーで時間の制限もあり、
さまざまな実例までを
話せなかったという反省もあり、
次回は私の経験の中での話を取り入れて
いきたいと考えております。


次回も、また来年度も、何回かに分けて、
このシリーズでのセミナーは
続けていくつもりでおります。


私たち大人の様々なストレスが、
子どもにも影響を与えてしまうこと、
また、子どもの社会の中で起きている様々な問題や、
子どもの感じるストレスについてを知る上で、
私たち大人は、今の時代の流れにあった教育を
見つめていく必要性を感じています。


今の時代は、私たちが子供の頃の遊びとは
大きく変わってきています。
私たちの頃になかった物や情報が
あふれている中、
私たちはその時代の流れに
ついていく必要もあります。
分からないことの多いこの時代で、
どうやって私たちは、子供を守っていくべきなのか、
一緒に考えたいと思っております。


今後とも、みなさんの意見を参考に
させていただきたいと考えておりますので、
何かご意見がある場合は、
どうぞメールでご連絡ください。


atsuko@shinri-care.com


よろしくお願いいたします。

投稿者 椎名あつ子 : 12:51

2006年08月28日

新しいカウンセリングをめざして~ハートセラピー横浜OPEN~

   9月1日、横浜心理ケアセンターの
     かわいい妹が誕生します


初めての子どもである横浜心理ケアセンターも、
早いものでもう7歳となり、
少しずつですが大人になりつつある中、
第二ルームをopenすることとなりました。


横浜心理ケアセンターでは、
たくさんの、心の悩みや心の病気を持った人たちが、
病院の薬だけではどうにもならない不安や、
恐怖や、絶望に近い悲しみを、
いつか希望の光が見えるようにと
お手伝いをさせていただいております。


しかし、カウンセリングというものに、
まだまだ敷居の高い、差別的なイメージが
残っていることを痛感せずにはいられません。


カウンセリングは、本来、
もっと私たちの身近にあるべきであると、
私は思います。


そして今、誰にでも受け入れやすい、
もっと気軽なイメージのカウンセリングを
始めようと思います。


私たち女性のテーマである「美」が
永遠であり、当然であるように、
心の疲れを取り除くためのカウンセリングが
あってもいいのではないかと考えます。
たとえば2ヶ月に1回は
美容院でカットするように、
時にエステに行って磨きをかけて、
次の日から頑張れるように、
リラックスやシェイプアップのための
ヨガのように、
疲れた体をほぐすための
アロママッサージのように。


新しい子ども「ハートセラピー横浜」では、
働く女性のために、
結婚をひかえた女性のために、
子どもを育てている女性のために、
すべての女性の日常の悩みを、
素敵なロケーションと、
落ち着いた優しい香りの空間の中で、
私たち専門家としてのアドバイスを
提示していきたい思っています。


「ハートセラピー横浜」は、
「新しいカウンセリング」として、
誰でも来れる女性のための隠れ家的存在でもあり、
また女性のための心のエステでもあるのです。


ハートセラピー横浜は、
カジュアルな感覚でリフレッシュできる場所として、
誕生いたします。
横浜の山下町というロケーションは、
中華街、山下公園といった、
子どもの頃に感じた感覚を取り戻すことのできる、
懐かしい、あの情景そのものです。


横浜心理ケアセンターは、従来通りのサービスを、
もっと質の高いものへと発展させていく中、
ハートセラピー横浜では、
どこにもない新サービスを提供いたします。


今回、新しいルームをopenするにあたって、
たくさんの勇気ある言葉を
私たちに与えてくださった方々、
そして日々、私たちにたくさんのことを
教えてくださっているクライアントの方々、
私をはじめ、スタッフ一同、
心から感謝しております。
また、ハートセラピー横浜のホームページを
センスあふれるイメージで、
時間をかけて丁寧に作ってくださった、
(有)EXA・ID代表取締役の飯田さん、
本当にありがとうございました。
(http://www.heart-therapy.jp)


また、ハートセラピー横浜の担当は、
横浜心理ケアセンターで、長い間、
私の右腕としてサポートをし続けてくれていた
産業カウンセラーの長崎多恵にお願い致しました。
彼女の本来の優しさと、
若いエネルギーの中にある強い精神力を、
私は誇りに思っていますし、
自信を持って送り出します。


私たちは2つのルームを通して、
皆さまのさまざまな要求に
お答えしていくことを心掛けていくと同様に、
新しい気持ちで、みなさまの期待を裏切ることなく、
気持ちをひとつにして頑張っていくつもりでおります。
今後共、よろしくお願い致します。


横浜心理ケアセンター
ハートセラピー横浜
  代表 臨床心理士 椎名あつ子

投稿者 椎名あつ子 : 19:35

2006年08月25日

MyWay~現在の精神医療とカウンセリングについて考える~①

私が独立して、ここ横浜心理ケアセンターを開いて、
7年の月日が経ちました。
さまざまなクライアントと接している中で、
7年前の精神医療とカウンセリングの在り方、そして
今のそれぞれの立場の状態の違いを
改めて考えさせられる日々です。
そんな中で、私の中での問題でもある課題について
書こうと思いました。


確かに7年前と比べて、精神科、心療内科、
そしてカウンセリングに訪れる人が
増えたことは事実で、
そこについては、昔のような偏見のない世界が
できつつあることは、非常に嬉しく思っています。
しかし未だに、精神科、心療内科で
悩みについて、また症状について、
話をきちんと聞いてもらうことができ、
薬を処方されると思っている人たちが
たくさんいます。
初めて精神科などの病院を訪れる人たちは、
不安の中、治るかもしれないという期待を持ち、
勇気を出して門を叩くのです。


しかし、今の病院での現状は、
2時間待ちの3~5分診療であり、
ゆっくり話を聞いてもらえるところは
ほとんどありません。
もちろん、それだけ現代の社会に
心を病んでいる人たちが多く、
今や現代病となりつつあり、
誰もがかかる可能性のある病気で、
普通の風邪と同じレベルになっていることであるという
表れでもあります。


私は、薬を飲むことは必要であると思っています。
薬が絶対必要なクライアントは数多くいらして、
薬を使うことで、今の状態を安定させることが
まず何よりも大切である場合があるからです。
しかし、その人の個々の中の
深い本当の部分での怒りや苦しみや、
捉われて忘れられない過去や、
固執した考え方、
人間関係での生き辛さ、
不登校の原因、
夫婦の壁やセックスレス、
嫁姑のやるせない問題、
今騒がれているニートの人たちの問題などは、
決して薬だけで変わることはできません。


人は心の中の問題がストレスとなり、
抱えきれなくなったとき、
コップの中の水が溢れ出すように、
こぼれだしてしまうのです。
こうして、体や心に症状が現れ出します。
私は、こういったさまざまな根底にある
問題を解決していくことは、
まず自分を知ることからすべては始まり、
起きてしまった様々な問題への
今まで執着していた考え方を、
違ったものの見方ができる方向へと導くと共に、
必要な精神分析を行なうことで、
その人は再発することの少ない精神力を
身につけていくのだと思います。


私たちはここで、そういった人たちと、
医療にはない、時間をかけた、
その人その人に合ったやり方を見つけ出していくことに、
使命感に近いものを感じています。


これが、私流のカウンセリングなのです。


※「MyWay~現在の精神医療とカウンセリングについて考える~」は、
何回かにわけてまた書きたいと思います。
よろしくお願いいたします。


~講演会のお礼~


8月25日野毛地区センターにて、
「子どものSOSが聞こえますか」と題しての
講演を行ないました。
今日は、大勢の皆さまにお集まりいただきました。
今後も地域の皆さまと直接関わらせていただける
このような機会を、
どんどん設けたいと思っております。
ご参加いただいた皆さま、
ご尽力いただいた野毛地区センターの皆さま、
本当にありがとうございました。
この講演に関しては、
また後日、このブログでご報告します。
よろしくお願いいたします。

投稿者 椎名あつ子 : 17:03

2006年08月23日

携帯

新しい携帯を買いました。
前の携帯は、三浦の海で、
カヤックから降りるとき、
「ポチャ」とやってしまいました。


すべてが消えたとき、
真っ黒な画面を見続けて…
すべての何かが終わったような気分でした。
友達の連絡先はどうにか調べられるけれど、
私の誕生日にくれた母からの大切なメールや、
たくさんの、ありすぎるほどの思い出の写真は
もう戻ってこない…


とあきらめていたのに、
うちの優秀なスタッフは、
私のために長い間お店の人に頼んで、
どうにか復活させてもらってくれたのでした。
新しい携帯にはちゃんと、
昔のデータが入りました。


古い機種の携帯でもいいから安いのでいいわ。
なんて言っていたのに、
ネットで調べていたら、
テレビ付きの携帯を見つけてしまい、
買ってしまったのです。
久しぶりに高い買い物を、
自分のためにした私は、
嬉しくて、テレビを見たり、
携帯のふたを左右に動かしてみたり、
しばらく遊びそうです。
でも、取り扱いが今いち分からないのです。
優秀なうちのスタッフは、
取説を読んでくれています。(アリガト。)
この手の、すべての機械に弱い私のために。


やはり、カウンセラーに必要なのは、
優秀なスタッフと、テレビ付きの携帯ですね!
ここ2~3日、優越感にひたっています。

投稿者 椎名あつ子 : 15:55

2006年08月21日

手紙

今日、長い手紙が届いていました。
遠い昔、私のところへ通ってくださっていた
クライアントさんからでした。
入院している病室で書いたものらしく、
その手紙の内容は、彼女の今の状態を
切々と伝えてくださっていました。


「椎名先生に会いたいです」
と、長い手紙の最後のページに書かれていた
文字の乱れに、私は心を痛め、
不安で不安で、目の前が真白になる思いでした。


彼女のこの半年間の限界に近い日々を知るうちに、
彼女との深い深い、過去の解放のための
カウンセリングの時間を、
ひとつひとつ思い出していました。


静かに目を閉じて、あなたはおびただしい苦しみを
淡々と話していました。
インナーチャイルドの解放のためのカウンセリングで、
子どもの頃のあなたは、最初、長い間おびえていました。
しかし、少しずつ少しずつ、
無邪気な子どもらしさを取り戻したとき、
「大きな重い鉄のドアが開いたようです」
と、私に伝えてくれましたね。


あれから時が過ぎ、突然の手紙でした。
私は焦る気持ちを抑えられず、昔のカルテを出して、
とにかく連絡をしようと思ったのですが、
引っ越した今の彼女の居場所の電話は分からず、
私は絶望しました。


でも、その時、感じたのでした。
とにかく、昔の電話番号にかけてみよう。
きっと、きっとつながる…


電話はコールをし続け、聞き慣れた声…
そう、娘さんでした。
私は、電話がつながったことで、
興奮していました。


「お母さんが入院してるって、お手紙を読んで…」


「母は大丈夫です。退院しています。
 今、ここにいます。代わりますね。」


あぁ神様、ありがとうございます。
その瞬間、何度、心の中で叫んだでしょう。


彼女との電話での話はヒミツですが、
近いうちに会おうと思います。


M.Oさん、私も本当に会いたいです。
きっと、このブログは読んでいてくださると思います。
だから、ここで伝えます。
遊びに来てください。
近いうちにまた、連絡します。
お手紙を下さって、本当にありがとうございました。


そしてM.Oさん、私はここにいます。
いつも、そしてこれからも。

投稿者 椎名あつ子 : 16:48

2006年08月18日

お知らせ

本日8月18日(金)、朝日新聞朝刊の横浜版に、
今月25日(金)の野毛地区センターでの
「子どものSOSが聴こえますか」
というセミナーについての記事が
掲載されました。
たくさんのお問い合わせ、感謝しております。
やはり新聞の力はすごなと実感しています。


今回のセミナーで、少しでも多くの人と
子どもについて考えていく時間が
一緒にもてたらと思っています。


今後も、こういったセミナーは、
どんどん行なっていきます。
地域活動の一環として私にできることは
他にはないかと、考える日々です。
8月25日が近づくにつれて、
私の体内の細胞が引き締る気がしています。


当日、会場でみなさんにお会いできることを
楽しみにしております。


日時 8月25日(金)10時~12時
場所 横浜市中区野毛地区センター
参加費 無料
持ち物 筆記用具
お問い合わせ 横浜心理ケアセンター
  TEL&FAX 045-226-9733
  メール  atsuko@shinri-care.com

投稿者 椎名あつ子 : 10:44

2006年08月16日

ヘラクレスのように

やはり、MyWayを聞きました。
愛するプードル、ヘラちゃんが、
突然、静かに息を引き取りました。
13歳でした。


私は三浦の高台の丘に、車を走らせました。
すいかや、とうもろこしや、
メロンの畑だらけの狭い農道から
見渡す広い広い世界、
視界に広がる青すぎる空、
大きすぎる入道雲の下の方に見える大好きな海。


ヘラちゃん、あなたは、
私を最高の人と出会わせてくれたのです。
もっともっと一緒に走りたかったね。
君は、真白な、品の良い歩き方をする子でした。
そして私にとてもなついて、
君の体全身で愛を表現してくれました。


おととしの暑い暑い日でしたね。
公園をいっぱい走ったね。
そのとき、四葉のクローバーを見つけたね。
そして、その日別れるとき、辛かったね。
君は私のために脱走して、
会いに来ようとしてくれたね。


私はもう君を抱きしめることはできないけれど、
大切な君のために、
やっぱり、MyWayを聴いたよ。
三浦には一緒にこれなかったけれど、
私の心の中のソウルに生き続けるよ。


ヘラ、君は、私に大切な出会いを
与えてくれたね。
君の優しい目、
そして耐え続けた孤独だった君。
やっと君の大切だった人に
天国で会えるね。
君の飼い主が去って、
長い間、ひとりで生きていた君。
もう淋しくないからね。
ゆっくりおやすみなさい。


君とのloveショットの写真、
大切にするね。
忘れないでね。私のこと。


私は三浦の家に、君の写真を必ず飾るね。
私は来週からまた、新しい転機を迎えるため
始めるけれど、
どうか心の中で一緒に生き続けてください。
心から心からお願いします。
この私に、勇気と、耐える心を
与えてください。
ヘラクレスのように、勇敢であるように…
名前通り、君は強い男でした。


ヘラを想い続けて、
青く澄んだ夏の空をじーっと見上げていたら、
大きな雲が、ヘラの顔になって見えてきました。
そしていつの間にか、
さっと消えていきました。


夏の日の出来事でした。

投稿者 椎名あつ子 : 14:58

2006年08月14日

感謝

先日、こんなメールを頂きました。
ご本人の承諾を得てここにご紹介させて頂きます。


~~~~~

先生のブログ読ませていただいています
一人のかわいい女性なのだと とても身近に感じるブログですね


私は 先生をとても尊敬していて・・・
大好きです
私の支えであると このご縁に感謝しています


わたしの独り言を聞いてください


私の たった一人で 恋人のように・・・
そしていつも
大きく見守っていてくれた 父が亡くなった実感がありません・・


誰にも迷惑かけずに 大輪の花火のような思い出を残して
惜しまれながら逝ってしまいました
倒れる前日は 町内に恩返しだったのでしょうか
元気に ご近所と空き缶拾いをして


当日は母と二人で夕食を食べに行き 健康のために散歩にまで行き
なんでもなかったのに 数時間後に 救急車で病院に運ばれ


倒れた次の朝 駆けつけた
私と夫と交互に手をつなぎ
照れ笑いをしてみせ 私達に心配させないような
精一杯の 笑顔だったのでしょう!


夜中に急変して 次にあったときは
まるで 寝ているようでした
すやすやと 気持ちよさそうに 声を掛ければ
起きそうな・・・


兄弟 妹 友人達・・・母の妹夫婦
とても沢山の人が どうしても会いたいといってくださり
病院に駆けつけてくれました


初めての入院
それも たった6日で眠るように逝ってしまいました


父は沢山の人を大切にして 愛して
周りの人から こんなにも大切に 愛されていました
それは とても嬉しいことで ありがたいことでありました


父は私の中で どんどん大きくなっていきます
一人娘が 父の生き方から学んだこと 愛され 受け継いだこと
大切に 大切にしていきたいと思っています
  今の気持ちを書かせていただきました  
父の事を考えるとき とても温かい気持ちでいっぱいになります


~~~~~~~

彼女とは様々な問題をカウンセリングで話し合い、
もう随分と長い月日がたっています。
時に家族の事であったり、人生についてだったり、
将来についてだったり。
私と彼女の関係はカウンセラーとクライアントではありますが、
同年代の女性同士といった共感でつながっている時を
感じることが多いのです。


私はこういったクライアントが増えてきて下さっていることに
心から感謝しています。


「カウンセラーでよかった」と
感じる時でもあります。
私のところの若いスタッフたちも
こういった関係をみてたくさんの事を学べていると思います。


私たちは病院でもなく、
つまり薬の治療では得られない物を探し求めて
日々、努力していこうと思います。

投稿者 椎名あつ子 : 09:53

2006年08月11日

世の中は夏休みだけれど…

お盆も近づき、休みに入る方も多いと思いますが、
みなさんはこの時期、どう過ごされますか。
夏休みと聞くと、健康で働いている人たちにとっては、
待ちに待ったものではあります。


ただ、心の病を持っていたり、悩んでいる人たちにとって
夏休みほど残酷なものはないと思います。


周りの人が楽しそうにしているのに、
自分はしたくてもできない、動きたくても動けない時には、
なおさら落ち込んでしまうものです。


ここセンターでは夏休みも
そういった人たちのケアを見過ごしません。
つまり、夏休みは取りません。


私のところのがんばり屋のスタッフたちも
夏はここ事務所で暑さと闘いながら仕事をします。


夏休みってつらいなー、
どこに行ったらいいか分からない、
みんなが幸せそうにみえる、と思っている人、
今の自分の心の中をカウンセリングで向き合ってみませんか。

投稿者 椎名あつ子 : 11:12

2006年08月10日

畠山容疑者を思う

「秋田連続児童殺害捜査終了」
と、朝日新聞町管の記事を読むうちに、
再び心がきしむ思いでした。
畠山容疑者の、悲劇の母を演じている姿、
身勝手な怒りの矛先の向け方、
そして、畠山容疑者の
自分の中での虚構の姿…
私は、この記事を大事件として
受け止めることができず、
日常的なこととして読んでいる自分に
ハッと我に返りました。


私が毎日カウンセリングをしている中で、
彼女のように、離婚後、
生活保護を受けながらもひとりで子どもを育て、
仕事も見つからず、親からも見捨てられ、
路頭に迷いながら泣き崩れて
ここに来る若い母親たちは、
現に存在しているのです。
離婚した原因をすべて
「あなたが選んだんでしょ」と
本人のせいにされながら、
(実は元夫にも、借金やアル中、DVなどの
問題がある場合が多いのです。)
経済的に苦しみ、
他の同年代の友達にも差別をされ、
また仕事では、子どもがいるために
残業ができにくいことで、
クビになるケースも多いのです。
区役所や地域の団体に、
母子の居場所について探してもらうことについて
連絡しても、そういった場所は本当に
無いに等しい状態です。


私のところに来る女性たちは、
社会から見放され、親からも見放され、
友人からも見放された中、
人を信じること、感謝すること、愛すること、
そういったことが欠落し始めます。


それでも何かにしがみつきたくて、
残りわずかなお金を握り締めて、
ここにカウンセリングを受けに来ます。
若く、まだ無邪気さが残っている彼女たちが
絶望した最後、
畠山容疑者のようなことを
起こさないでいられるために、
何を私たちはすべきなのか考えます。


起こした結果だけでなく、
起こす前の彼女達の苦悩と混乱と絶望を
知ろうとすること、気付こうとすること、
そういった思いやりや共感の気持ちを
私たち女性は持ちたいと思います。
違った世界の狂った人として見るのではなくて、
人は悲しみのあまり
壊れてしまうのであるということを、
理解しようと思います。


人を信じること、
ありがとうと言うこと、
人のために何かしようとすること、
子どもを抱きしめること、
ごめんなさいと言うこと…


本当はみんなが小さい時から
大人になるまでの間に、
教育されていることであるはずなのに、
何かのきっかけですべてが
ポロポロと落ちてしまい、
その人には不信、恨み、嫉妬、怒り、諦めしか
残っていなくなります。


そういった人が、もしあなたの側にいたのなら、
勇気をもって一度、優しく声を掛けてみませんか。


「大丈夫?」ひと言だけでも。

投稿者 椎名あつ子 : 16:30

2006年08月09日

シャガール

私は、シャガールが大好きです。


彼の優しい色彩、優しい雰囲気が、
私を和ませてくれます。
ここ、センターの待ち合わせには、
シャガールの絵が飾ってあります。
この絵は、友人の画家さんに
描いてもらったものです。
この部屋のこの壁に飾るために、
そして、待っていただくクライアントさんのために、
そして、ここに来るすべての人たちのために、
そして、私のためにお願いしました。


シャガールの模写ではありますが、
この部屋流にアレンジしてもらい、
私の娘たち(愛犬ベコchanとネコのマリchan)も
こっそりと描いてもらっていて、
世界にひとつのシャガールの絵となっています。


この絵を、体のどこかで感じながら、
お料理のサークルをしたり、
スタッフとの打合わせをしたり、
仕事のあと、ワインを飲んだり、
パーティーをしたり、
この絵はいつも私と共にここにあります。


その他にも、クリムトやアンリ・ルソーなど、
私の好きな絵はそれぞれの部屋に
存在しています。
いつも同じ絵たちですが、
私のそのときの気持ちの変化によって、
絵も変わります。


シャガールの絵の中の赤いとさかのにわとりが、
ときに美しい女性に見えたり、
ピエロに見えたり、赤ちゃんに見えたり、
またクリムトの男の人が神様に見えたり、
寄り添っている女性が光に見えたりします。


人は毎日、変化していくものなのです。
当たり前の物を、当たり前に感じること、
また当たり前の物が違って見えること、
そして、他の人と同じには見えないこと。
そういったことを、心地よく自分が受け入れることで、
自分の何かを許すきっかけとなり、
自然と穏やかな気分へとなるものである気がします。


今日のような台風の日の
シャガールの「サーカス」の絵は、
安心して箱舟に揺られている
動物達の顔々に見えてきています。


今日は大雨でも、私の心は穏やかなようです。

投稿者 椎名あつ子 : 12:26

2006年08月07日

海と太陽

やってきました。
ついに、暑い夏が到来です。
昨日は、ひさしぶりに三浦の海でカヤックを楽しみました。
午前中に出て一日中、海に出ていました。
私のカヤックは一応3人乗り用で、荷物をたくさん積める型なので、
いつもカヤックの時はピクニック気分であらゆる物を運びます。


今回、海に持ち込んだ物です。
ワイン(赤)、水、油、塩こしょう、しょう油、わさびのチューブ、
すき焼き用お肉、フランスパン、チーズ、キャベツ、ナス、
作って冷凍しておいた残りのハンバーグ、スナック、
折りたたみイス、アイスボックス、パラソル、
アウトドア用ボンベ、などです。


三浦の海といっても、カヤックで秘境を探して、
なるべく人のいない場所に居場所を見つけて
カヤックを岸の上に運び、
そこで、料理をしてワインを飲んで、昼寝をして、
体が熱くなったらシュノーケルで泳ぎまくり、
魚たちをながめ、また昼寝をする・・・
といった時間を過ごすのです。


その時、その時で持っていくものは変わりますが、
暑い暑い海で食べる熱いおでんが意外とおいしいのです。


昨日は2時間近く海を潜り、
私も魚になった気分でした。
おかげで美白なんてどこへやらで
すべてが黒くなりました。


海の上はゴージャスなヨットや
クルーザーでの海上パーティー、
若いカップルのジェットスキーがいっぱいの中、
ひっそりとのんびりと帰りは夕日を見ながら
カヤックでサンセットクルーズを楽しむのですが、
ヨットやクルーザーを買うことのできない人間の
ジェラシーかもしれませんが、
これはこれでいいもんです。


来週は、三浦は花火らしく、
昼間もきっとたくさんの人たちで賑わうのでしょうが、
私はやはり秘境めぐりをしようと思っています。
太陽と海を独占する為に。

投稿者 椎名あつ子 : 15:00

2006年08月04日

花火

毎年夏には、7月の海の日と8月1日に花火を観ています。
7月の花火の時は、私自身が混乱と葛藤の時期で
あの大きな大きな銀色に輝くしだれ花火を
自分の心の涙のように感じていました。
「でも、もうすぐ終わるから」と
自分の心に言い聞かせながら。


そして8月1日の花火の日は、
私はとても幸せで素敵な一日となりました。
山手の丘のレストランから遠くの方に見えた花火は、
小さくても私の心の中に力強く焼きついたのでした。
「きっと、すべて大丈夫」と思えたのでした。


もちろん、何か根拠があるわけでもありませんけれど、
気持ちが落ち着きはじめると、
小さな事にも感動ができるし、
幸せはあちこちにころがっているのかもしれないと、
思えたりするから不思議です。


私は来年の8月1日を同じ所から見ようと思います。
来年のこの日も、いい意味で
変わらない自分でありたいと願っています。

投稿者 椎名あつ子 : 10:33

2006年08月02日

花束

地方の身内の四十九日から日帰りで、
疲れ果てて事務所に帰ってきたら、
大きな大きなバラの花束が届いていました。
誕生日でもお祝いの日でもないので、
本当に私宛てなのかと思い、
まず驚きました。
そして次に、とても感動しました。
その方は、私の大切な年上の
尊敬している女性のお友達でした。
まだ一回しかお会いしていないのです。


時間が経つうちに、
心が熱く熱くなりました。


今日は法事から戻ってきた途端、
仕事での大きな事件がふたつもあり、
息をつく暇もなく仕事に追われました。
気付いたら夜の10時を過ぎ、
その起こった内容の不条理さに
腹が立ちながらも考え込んでいて、
花を楽しむ暇もなかったのですが、
今、こうして事務所でひとりになると、
その花束を贈ってくれた人の優しさが
よく分かります。


この花束を見ながら私は、
決意しています。
「権威や支配に負けず、
 信念を持ち続けよう」と。


Mさん、ありがとうございました。
Mさんもきっと、こういう様々な出来事を
乗り越えてきたのですよね。
花束のメッセージ、伝わっています。


「お元気ですか?
 がんばってくださいね。」
ですよね。
本当にありがとうございました。

投稿者 椎名あつ子 : 13:44

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

横浜市中区と三浦市の2箇所に開設している女性のための心のカウンセリングルームです。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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